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[jfriends-ml 11479] Re: 俗流オブジェ クト指向 (Re: UML)



伊藤です。

ご返答ありがとうございます。

KADO Masanori wrote:

> From: Takeshi Ito <linus@xxxxxxxxxxxx>
> 
>>ところで、コードの代替になる
>>UMLがなぜNGなのでしょうか?逆の主張なら、そういう
>>人がいてもありうるなとおもったのですが。
> 
> 
> いくつかポイントがあるとは思いますが、
> 
> * 本当に必要なのはコードだから
> * コードを書くほうが簡単だから
> * UML で詳細化されても読めないから
> * コードを書くとモデルの検証が行えるから
> 
> などが挙げられるかと思います。
> 
> オブジェクト指向が最も相応しい場所はコードそのものですので、
> コードと会話をすることでより妥当なモデルへと近づいていきます。
> おそらく本書にある「モデルを揺さぶる」と同義です。
> 
> 逆に、コードに出来ないことは、
> 当然ながらものすごくたくさんあります。
> 
> * コードが読めない人とコミュニケーションをとる
> * ビジネス活動の改善ポイントを見つけ出す
> * 物理的なノードの配置を表記する
> * 言語制約のない抽象的なモデルを表記する
> * 等々...

この整理、大変、勉強になりました。ありがとうございます。

ただ、私の場合は、趣味の話ですが、実装は苦手なので、
コード書くときでもシーケンス図やクラス図は必ず利用しますね。

凡人以下の人に凡人ぐらいの能力を与えてくれるという
意味でUMLはかかせないです。少なくとも私は
シーケンス図がないと責務の割り当てをうまくできないです。

> そういった部分は UML に限らず、必要であれば適宜、
> それ相応の表記法や方法論を用いればいいと思います。

そうですね。私もUMLだけがOKというわけでもなく、
IDEF0でもERDでもDFDでも、他の方法論でも
なんらかの改善に役に立つならなるならなんでもありかなと
思っておりますし、他の記法や方法論も勉強したいな
とは思っています。

--
Takeshi Ito      linus@xxxxxxxxxxxx