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[jfriends-ml 11421] Re: 俗流オブジェ クト指向 (Re: UML)
伊藤です。
#お風呂入ってる間に話が進んでますね。
Kazuya Maebashi wrote:
> 前橋です。
>
> murayama さんは書きました:
>
>>>英語を使うから役にたつのです。
>>
>>#実は英語である必要はまったくないのですね.
>
>
> 英語と同様、UMLである必要は別にないんだけど、統一された
> 表記法として役に立つってことでしょう?
>
>
>>>UMLは世界標準です。
>>
>>否.すくなくとも,未だそこまでの地位は得てません.
>>なんせ全然役にたってないのだから.世界共通語にはほど遠い.
>
>
> いや、役に立ってますが。そこそこの地位は得てるし。
> エスペラントだって、ちゃんと普及していれば(うまくすれば英語より)
> 役に立ったでしょう。UMLにエスペラントの轍を踏ませたくなければ、
> まずちゃんと普及させることですね。「UML否定派」なんて言ってる
> 場合じゃありません。
わたくしの意図としましては、英語が言語的にいいからみんな
使っているわけではなくて、みんなが使うから使わざるを
得ない。UMLも同様だということです。
#私自身は使うの好きなんですけどね。なんか楽しいし(^^;
私も否定しても仕方ないと思っています。
ただ、仕事の範囲によるんでしょうか?設計、実装よりですと、
なくても上手にできる人、いっぱいいらっしゃいますものね。
私自身は、記憶に残りやすいので、趣味でモノ作るときに設計、実装
するにしても、使ってます。
仕事は、提案、要件定義よりですが、とっても役にたってます。
既設システムの刷新案件なんか、RFP読んでも、どのシステムを
再利用したくてどこを作って欲しいのかぐちゃぐちゃに
なってわけわからないのをアクターを使って整理したりとか。
ビジネスフローをアクティビティ図で書くのは、
データの源流がどこで、どこをシステム化したいのかを
明示化させるためとか。ずっと、同じお客様とお仕事して
いる人はそういう図がなくてもよいのかもしれませんが、
プラットフォーム系に強い人がチームにいてお客様業務
に関しては知識が乏しい人には役に立ちますし、なによりも
2、3年目の社員さんが、提案書のお絵かきワーカーに
なるのを防止できます。自分がここの絵を描いているんだな
とかいうことを勉強してくれないと成長が遅いですから。
>>でもそれは「設計」じゃない.「仕様書」でもない.設計や仕様では
>>解釈の曖昧さが時として致命的になります.多義的な単語の使用や曖昧
>>な言い回しが敬遠されるのもこのためです.
>
>
> 解釈の曖昧さが致命的になるからこそ、統一された「表記法」が
> 必要になるんじゃないですか?
同意します。
> もちろん「図」には曖昧さが紛れ込みがちですが、だからって図の
> わかりやすさを棄てるわけにもいかない。
> 私はUMLのクラス図には全てのクラスは書きませんし、メソッドに
> 至ってはろくすっぽ書きません。こういういい加減なクラス図だと
> 曖昧さは生まれるけれども、直感的には図のほうがわかりやすいです。
> 曖昧さが誤解を招くと思うなら、その旨別の形で補えばよいのです。
> んで、曖昧さが生まれることを覚悟の上で図を使うなら、
> せめてその図の表記法は統一されていた方がよいと思いませんか?
うーん、まったく同意します。構造と情報の流れとかが
ごちゃごちゃになったポンチ絵で議論するより、ずっと
議論はやりやすいです。って上流の話になってしまいますが。
設計、実装よりの方はUMLなしでどうやって議論してるんでしょうか?
伺ってみたいです。
>>さらに言えば,設計レベルでは図や落書きの出番はほとんどありません.
>
>
> 設計レベルでは図や落書きをたくさん書くけどなあ。
提案書書くときもUMLの「落書き」はかきますね。
で、みんなにみせると、ほうほうってことはよくあります。
> ところで、
>
> 伊藤さん:
>
>>気分悪いです。いろいろな立場の人が読んでいることを
>>お忘れなく。
>
>
> これを言っちゃあおしまいだと思うんですよ私は。
> 「私は気分が悪い」という主張は、相手の主張に対する反論には
> なり得ません。
> 何らかの主張をすれば、対立する意見の人は不快に思うかもしれません。
> もちろん伊藤さんの意見は村山さんを不快にさせるかもしれません。
> だからって発言を止めちゃあ議論にならないわけでして。
>
> 誹謗中傷暴言の類をどう定義するかの問題はありますが、
> 基本的には私は「根拠を提示している限り」あらゆる主張は
> 認められるべきだと思っています。
まったくもって、おっしゃるとおりです。猛省します。
ごめんなさい。>村山さま&みなさま
以上です。
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Takeshi Ito