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[jfriends-ml 11612] 「アジャイルソ フトウェア開発の奥義」 : 第一回議事録 (案)



栗野@日大です。

2004/11/27 に行なわれた、「アジャイルソフトウェア開発の奥義」
の第一回 議事録(案)をお送り致します。

[注意] 議事録の読み方について。

本来は、読書の途中で、出て来た質問とその回答、コメント等の記録
を取る ( 本の内容は、本自身を読めば済むので.. ) ことが目的のよ
うです。

僕は初めて参加だったので、上記のようなルールをしらず、本の内容
の方の Log も取っているので、大変見づらいかと思いますが、御容
赦ください。

以前の議事録との互換性のある部分は、原則として、

	Q. や A.

で始まる部分で、この部分が、主に参加者の発言の記録です。他の部
分、特に、p.xx と書いてある部分は、どちらかというと、本を読み
上げている時に、僕が個人的に、大事だと思ったキーワードが入って
います。

# その意味で、客観性を要求される議事録なのに、主観性たっぷりの
# 内容になっています。


-- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< --
java 読書会 <http://www.javareading.com/bof/>

BOF in てくのかわさき 第5研修室 at 2004/11/27 10:00 - 17:00

出席者(敬称略)
宮本, 西野, 高橋(徹), 坂本,
上手, 金井, 岩室, 根本, 遠藤, 小棚木, 山下, 岩永,
塚原, 横山, 高橋(智), 丸山, 金, 門脇, 
和田, 村上, 杉山, 杉浦, 吉本, 亀井, 栗野, 吉村

スケジュール
	1. 自己紹介
	2. 読み手、書記の選出
	3. 読書会 (12:00 - 13:00 は昼食)
	4. 16:45 - 片付け
		机の並びを戻す
	5. 17:00 - 有志(ニ次会 at 近所の居酒屋)

本 : 「アジャイルソフトウェア開発の奥義」

==

# 一日 100 頁を目標

厚いので、来年の 8 月までかかりそう..
書くのに何年、かかった ?
	著者は、3 人
		紹介されている言語も ( 著者によって ) 異る..

==

読書会の流れ
	(上記の流れ..)
	読み手 : 本を朗読する ( 毎回、3, 4 人で、交替、希望者 )
		随時、質問 ( 割込みも Okey )
		# 眠気防止にも効果あり
	書記 ( 基本的に 1 人 )
		議論の内容を Log
		結果は、ML へ、流す。

==

これまでの実績では、だいたい、一回、50, 60 頁位..

==

# 集まりが悪かったので、少し雑談を...

経緯 ( Internet 協会 [ 旧 java カンファレンス ] の java 部会 / 読書会 )
	1997 発足 ( java object 設計 ) java 互助会 ML で初めた
	ほぼ、毎月 1 回 ( 通算 60 回 .. ? )
	主に、java, 関連した、Programming, 設計の本
		Web で題材を募集して、投票で、読む本を決定

	Internet Week でこの BOF を紹介する予定
		ja-ジャカルタの枠の中に 30 分だけ挟まっているので浮いている

	Q. Internet Week は、有料 ? => YES 12/02 ( 三日目 )
		一応、無料枠 ( 三名分 ) もありますが..
			ML で希望者を募集
		参加料が高い
			割引できるかも..

==

<自己紹介>
	省略

==

序 (p. iii)
	Eclipes の開発をした
	成功の鍵は、プロセスではなく人

訳者序 (p.iv)
       プログラミングは人間プロセス
		数学的な解があるわけではない
	プラクテス/原理/デザインパターン
		個別に記述された内容が纏まって説明 ( 奥儀 !! )
		これまでは、秘伝 ?

	デザインパターンの価値は ?
		なぜ、生き残っていたのか ?
			人間の思惑と、ソフトウェア原理のせめぎあい
		# 天下りでは困る => 過程が欲しい ( 過程が面白い )

	概念に対して、ケーススタディが欲しい

	11 個のオブジェクト志向設計原則

Q. 本当に「デザインパターンの形成過程」まで、書いてあったかなぁ.. ?
	試行錯誤の部分がなかったような..
		# 原書で読んだ時には、気がつかなかった

[まえがき (p.vi)]
	三つのポイント
		原則
		プラクティス
		デザイパターン

	ケーススタディの形で紹介
		ミス => 修正 という段階を踏む
		     # 設計の過程がみれる

	Code に本質がある
		詳細の部分が重要(悪魔のように潜んでいる)
	ケーススタディの紹介

Q. java と C++ のコードが入りまじっている.. 作り方の問題 ?
	A. 元々 C++ 屋だから C++ の Code では ?

Q. java に統一したかったのは ? ( 時間がなかった ? )
	A. C++ 屋は C++ 否定して java にという話にならない

# C++ と java の関係は ?

設計は、言語と無関係では ?
	java に書き直す時間がなかったのかも ?

sample code は、直接利用されるわけでなく、デザインパターンの元になるだけで..

java の読書会なのに C++ が混ざっているので、気を付けて
	テンプレート とか STL とか C++ にあり java にないものもある
	# 解らない人は、尋ねよう ( 誰かが知っているさ.. )

(p.viii) XP の衝撃
	あまり、参考にならなかった

(p.ix) Beck
	C++ と smalltalk の衝突 ?

	設計ステップを省略してよいの ?
		実際に、自分自身がダイアグラムの検証にコードを利用していた (XP)

Q. 密室で一人ペアプログラミング ?
	A. 一人で自問自答
	A. ペアになる人がいない ?
	A.「仕様書をかけ」と言う人が必要 ( いないと辛い ..)
		クラス図などは、後から自動生成というアプローチもあるよね !!
		# 「クース」: 電通 ( ひがやすおさん )
			シーサーの開発者
				アパッチなみの組織/仕組を作ることを目標
			一人で提案.. ( 単純な設計方針 )
				EJB は使わない
					ステートはアプリケーション側
				境界テストはしない..
				etc..

(p.x)
	XP プラクティスで「Test First」 だけが有効
		Test が失敗することから初める

(p.x-xii) 構成, 利用法
	Source Code は URL 経由で入手可能

C. 謝辞/検閲
	(業界?) 有名人が沢山いる ( 日本人はいない )

(p.xiv) 著者紹介
	ローバート=C=マーチン
		ボブ [Bob] おじさん
	ジェームス=W=ニューカーク
	ロバート=S=コス
		.NET プログラマ
(p.xv) 訳者
	瀬谷 啓介

(p.1)
	原理、プラクティス、パターンは重要
		しかし..
			最終的には「人」次第

	人間は、「プラグイン可能なプログラムニット」ではない !!

	「ソフトウェア開発組織」のことを「誰もが同じ顔をした弱
	小集団」と思う会社は競争力を失う

Q. そんな会社あるの ?	
	いやですね..
		Excel の結果をのせて、仕事を要求する..
		営業のとってきた仕事に愕然とするプログラマは多いのでは ?
			PG が営業を評価する仕組が必要なのでは ?

(p.3)
	プラクティスなしに後悔することは多い
		プロセスマネージをはじめるが..
			場当たり的 ( 過去の実績のみ.. ) なプロセス作成は逆効果
			# プロセスを重くする方向に進む

	# 原理に基くプロセス開発をすべき !!
		=> アジャイルアライアンス

1.1.1 アジャイルアライアンス

	プソセスやツール	人と人の交流
	包括的なドキュメント	動作するソフトウェア
	契約上の交渉		顧客との協調
	計画に従う		変化に対応

	# 左の価値は認めるが、それより右を重視

o 人と人の交流
	小さなツールから初める
	チームを作ることが重要
	
==

[昼休み]

Q. 「Maneged C++ ?」やりたい人は ?
	GC が入っている !!
		そこでまで C++ がしたいの ? C# で十分では ?
		現場は、未だに.. C++ のまま..
			職場で、結局、どこからか C++ ということが決っていて..

	Java World は、今低調 ( XML ばっかり.. )
		先月の Coding Rule の話題は..
			そんなコメントかかないでしょう。
		ビギナーが特集に上ってきているイメージ
		値段がさがったが、レベルはもっと下った
			日本人にかかさず、もっと翻訳を
		モデリング/フレームワークの話が .. ?	
		読者の対象としてビギナーがふえてきて..
		# アンケート葉書で、フィードバックを !!

==

[午後]

(p.5) 包括なドキュメントよりも、動作するソフトウェア

	人間が読むためのドキュメントは必要 ( コードは人間向きでない )
		しかし.. 氾濫したドキュメントは却って有害

	簡潔で要を得たドキュメントだけが価値がある
		しかし、新人はどうする ? ( 伝える為のドキュメントがない.. )
			先輩がついて、確実なドキュメントとしてのコードの形で伝える

	マーチンの第一法則
		重要で差し迫ったドキュメント以外は作成しない

Q. 差し迫った必要のあるドキュメントって?
	重要でも、差し迫ってなければ不要
		Pull 型 ( 顧客が要求する ? )
		# 顧客も形式的に要求することが.. ?
		# 内と外では重要度が違うのでは ?
		# 説明的な図は必要 ?
		## 検収に必要なものというのは不要では ?
		### 法律 (契約) の問題も...

	開発側と顧客の同意が必要
		責任問題 ?
			 内容を具体化

	この部分の表現は理念の話なので、詳細を議論してもしょうがないのでは ?
		現実的でない ?
			プラクティスも必要
			次の所で説明があるのでは ?

		欧米人の論理構造は、Top Down
			頭の部分には詳細がないのでは

	# 必要なドキュメントとは、仲間内で必要な情報では ?

	ドキュメントにも二種類
		プログラマ間
		顧客との間

	どのようなドキュメントを最初から、決めている手法もある

p.6 契約の交渉より、顧客との協調を重視
	ソフトウェアは日常雑貨のようには購入できない
		=> 品質に悪影響

	顧客からのフィードバックが不可欠

	計画通りには上手くゆかない、契約は結果的に守れない
		=> それを重視してもしょうがない

	成功したプロジェクト
		受入テストにパスしたブロックにボーナス
			顧客との共同化へのバイアスになる

Q. 契約そのものが難しいのでは ?
	Q. そもそも、そんな経験のある人は ?
		A. 今やっているのがそんな感じ
	近いことをやっているが.. 交渉担当が Yes Man だと大変
	期間は、?
		3 月単位

	Q. 販売グループをまとめたテンプレートが欲しい

	反復開発が前提 ?
		そのようなグループを作るのも難しい

	Q. 契約までを含めたた事例が欲しい
		A. 経験を積んでいる段階で、事例集めという側面もある。

P.7 計画に従うより変化に対応

	ビジネス環境が変る
	顧客は、システムの開発状況に応じて変化する
		開発は、なかなか変化させることができない

	スケジュールを並べたいマネージャの問題

	Q. パート図って ?
		A. 昔の図 プロセス関係と、実施時間を書き込んだもの
		仕事をプロセスに分割し、依存関係を記述し、クリテイカルパスを見付ける
		PERT : Programing Evaluation Review Technique
		MS Project でかく NS 図 ?
		# 他のものはこれの変形
		# PG の世界には ? (そもそも、時間が見積れない..)
		## モジュールの依存関係に使える ?

		イメージの共有に利用でききる
			視覚化ツールとして利用可能

	Q. パート図とソフトウェア開発の関係は
	A. プロセスが複雑なシステムでは、依存関係とクリティカルポイントの把握が必要
	Q. ソフトウェア開発は依存関係が複雑か ?
	A. モジュールの依存関係など

Q. 内部と外部区別は ?

	# 論争に参加したので、Log なし

(p.8)
	現実の世界では、形そのものが崩れる

	Q. Pert 図は、分析図であり、スケジュール図ではない。
		適用ミス ?
		初心マネージャとしては、スケジュール表がないと不安

	# アンチテーゼとして書いてある
	# 4つの価値、11 の原則

(p.8) 原則
	優先事項 : 顧客の満足
		一部分でも初期に納品する
		頻繁に納品する
			の二点と最終製品の品質には、相関関係がある

	要求変更を歓迎する
		顧客のフィードバックを取り入れる
		市場の変化に対応する

	実働可能なソフトウェアの納品を頻繁に行う

	顧客と開発者が密接に触れて働く

	人が重要 : やる気のある人をメインに据える
		環境は、その人のために揃える

	もっとも重要なコミュニケーション手段は会話

	実働するソフトウェアこそが進歩状況
		# スループットでの評価 ?

	持続できるペースで..
		マラソンという観点 ( ソフトウェア開発の観点 ? )

	高度な技術と優れた設計
		乱雑なコードを残してはいえけない (リファクタリングとの関係は ?)

	シンプルさが肝心
		# フレームワークはシンプルなの ?
		やらなくてはいけないことだけを行う

	チームは自己管理できなければならない

	チームは、プロジェクトの見直しを行う

(p.11) 結論
	プロセスが重くなるのは、よくない
		XP がよい !! ?

Q. カラー UML はどうなっての ?
	続いていないのでは ( 製品がサポートしていない.. )
	Q. 自分が UML を書いている時にクラスに色をつけている ?
		A. 自分の形で色を付ける
		A. システムが色を付ける
		A. 自分と外というかんじて入ろい
		A. 内と外区別するためにいろ
			Togather (tool) では、Rule Base でいろを付ける
			現状としては、各自で独自にやっている ??
		# この本では、色の仕組を提案しているので...

==

(P.13) 2 . XP

	一つ前は概念だけ、ここでは、その具体的な実践手法 ( プラクティス )

	顧客をチームメンバとして迎いれる
		顧客とは ? def
			仕様を决め、決定権を持つ人物 or グループ

	Q. パッケージソフトの顧客とは ?
	A. ( 決定権をもつ ) パッケージソフトを企画する営業 ?
		仕様を要求するメンバと、お金や決定を行うメンバが異る
			一般ユーザをどう巻き込む
				β版 ? 公開

		ペルソナ : 顧客エミュレータ ?
			「コンピュータは難しい」という本で紹介( アラン.. )

		MS では、マジックミラーごしに、開発者が眺めていて、フィードバックする
		U/I に関しては、フィードバックのフレームワークがきまっている
			デザイン部門では定式化されている

		理想は ? 顧客 ( End User ) を引き込むのが望ましい

		結局、(部外者)一人では(お金と要望の二つを)把握できない
			# 賢いマネージャ ( ブリッジ SE ) がいるだけではだめ..

		# 製造業では、現地生産が多かったが、顧客との距離が問題で、
		# 日本に戻している ( 距離が遠いと、意図が十分に伝えられない )

		## Network の問題 / 30 m 以内 ? / 顧客先で作業したとき
                ## に、自社との VPN は必要 ( CVS コミットできないと困る.. )

(p.14) 
	具体的な詳細がなくても評価はできる
		詳細があることは認識している必要はある
		詳細は結局変更されるの最初の段階では把握する意味がない

	顧客
		同意内容を Indexing する ( ユーザストーリィの作成 )
	開発側
		ユーザストーリィを実現するために必要な大まかな時間を提示

p.15 短期間のリリース
	繰り返し型の開発 ( イテレーションプラン )
		作業量の見積もりが可能 !!
			実績ベースのスケジューリング
			顧客が再計画する
	リリースプラン ( 6 回程度のイテレーションの纒まり )

Q. 概要の所では、詳細を詰めない
	Q. 何時詰る ?
		A. On Site 決定
	Q. 詳細を省いたときに、しわ寄せは ?

	# 結局、完璧な仕様はどうせ実現できない ..
	#	イテレーションの形で吸収する

	A. 顧客との合意は、ゴールだけ ?
	A. 最初にする内容
		WB Base
			List up
			優先順位
		Q. 展開等は、後で
			後で、できる.. ( その場でよい.. )
		A. 顧客側は業務のプロのはず..
			顧客は User ? 管理者 ?
			エラーメッセージなどは、統一されてはずだが ??
			# Error Log は最初に決らないと... !!
			##	監視 Tool では見落してしまう !!

		LOG には色々と問題が.. ?
			運用者の User ストーリィ
			Use Case で残らない問題 ?
				運用の Use Case もありうる
				       Log 管理 User Story も必要

		# インフラ屋としては、話の流れがアプリに流れるのが面白い
		# アプリ屋はインフラ屋を意識していない
		## Log をシステム化しないと System.out に出すことになる
		java では、System.out に出すと、コンテナが拾うので(Log が混在して..) 大変
			# インフラとアプリ Log が混ざるのは困る
			## Log Rotate で失われる

		# その点の問題点をまとめたら価値があるのでは、
		java なら JMX : インフラ屋に興味がある

	# 良い面もあるが、「全体像がみえない」という欠点がありそう
	#	例 : Logging, Error Message ?

	Log にも色々
		java な Byte Code を書き換えて System.out を Log4j へ..
		Trace Log は、Aspect でも Okey
		Domain Base な Log は、Domain Specific な Tool が欲しい
		Module に特化した Log は、Module でするしかない

	Q. Log 要件って、何時決るの ?
		「ちぶり(?)」的には、ある程度の仕組が決っているので、そこで決定 ?
		インフラ的には、最初に決っているのでは ?
			せめて、フォーマットだけでも決めてほしい
			「業務コード」でしか取れないような問題がある
				# 業務と運用の切り分けがしたい !!
				#	メッセージを分離できれば..
		アプリ的には、後回しにされることが多い
			インフラから、チェックリストを欲しい
			インフラで何ができるかを知りたい
		# 最悪のパターンは、問題点が起きた時に Log からチェックできないこと !!
		## Tool でとれない Log Format だと困ってしまう..

	XP 的には、「障害検知」というキーワードが必要では ?
		要件定義をしている時には、運用のイメージがわかない

		インフラ的には、運用者が目の前にいることが多い
			インフラ屋や、開発がいなくなった後に運用者が残る
		# インフラ屋も、運用を経験してもらう

	XP 的に要求を突っ込む段階は次の 4 つ ?
		ストリーカード
		タスクアウト
		実装時にオンサイト User に
		リリースの後評価で.. 次のイテレーションで..

	実装(物創り)屋は、ドメイン知識を必要としているのでは ?
		機能だけでなく、運用もイメージできるように..

	System 開発で、どこで適用するか ?
		幾つかの段階やステップがあるので、個々に適用できる所に入れる
			プロがかかわってできる方法論
				# 逆に、視野の範囲外の問題まで要求するのは無理
		# プロの組織化が必要

	Log を System.out に出さないことは「コーディング規約」で縛る

	短期リリースの場所の所で、段々、運用の視点を入れてゆく
		# 結局、Logging は後回しになる .. らしい ..

		Log の形式 vs. Log の内容

	Logging 等の運用などは、開発側から出すことが多い
		運用フェーズ専用のチームを短期間、割当る場合もある
		最初の短期リリースの段階まで待つ必要はあるが、そこでやれる
			顧客側でも、簡易実施環境があって、検証できることが条件 ?
				実験運用
				仮運用 (?)
					リリースしたら実際に利用してもらう
				# 顧客をそこまでまきこむ

			先に入力モジュール部分だけを要求されるかも
				# 表示は最初は、しょぼい
				後から表示関係を詰る

			# 実際に、顧客側の環境で動くことを想定する

		イテレーションの中で、本当に、顧客をまきこむ
			# Start up 手順がきまらなかったり ??

==

Q. イテレーションは期間限定 ( 2 week ) ? ストーリがはいらなかったら ?
	A. Yes, 限定する。ストーリをみじかくする
	期間をのばしてはいけない

==

p.14 ユーザストーリィ

	受入テストを用意する
		スプリクト
		受入テストは別グループにまかせることがある
			それだけ重要

	Q. スプリクトって ?
		A. junit ? / National Test Manager Test Script
		User 行為のスクリプト
			テストの実行スクリプト
		受け入れテストの要件 ?
			顧客の出す要件のテスト内容
				検収テスト
		jhyson とか .. ?
		Tool は何でもよい
			# 言語も拡張される ?
		負荷 tool / 自動化 tool

p. 16 ペアプログラミング

	一方がコーディング : 一方がチェックを行う
	役割は交替 ( 1時間で何度も交換 )
	チームも一日一度は交換する

	Q. CVS の Author はどうするの ?
		A. チーム名 / 責任者
			# 個人の責任/名誉は ? : 意味がない
			CVS の ID はマシン名
		一日二回ペアをかえる

	Q. 週 40 時間は Okey ?
	A. 努力しているが、リリース前は超過してしまう。

	Q. Commit するときには ?
	A. 変更点を入れる
		ストーリィによって、自動的にきまってしまう ?

	Q. 内は WF (water fall model) なんで、PP (pair
	programming) だと変に思われる。会社が認めている ?

	A. チームに開発がまかされているので、チームが同意すれ
	ば、それ以上に、顧客が認めるれば.. (会社は関係ない
	.. このチームは、会社内では異色と考えられている..)

	Q. 実践例はめずらしいが効果的 ?
	A. 初級者と初級者の組み合わせはあまり意味がない
		初級者と上級者の組でやると、教育が進む
		同じレベルじゃないとだめ ? そんなことはない
			スキルより、人間関係
		Q. キーバインド問題は ?
		A. 諦める ( 予め決めておき、統一する )
		A. ツール問題かも ( 一瞬で切り換えるソフトが欲しい.. )
		A. 会話がメインになっているので、開発環境のスピードは
		気にならないのかな ?
			実際に入力速度さがっても気にならない

p.16

	ペア間で知識の移動と、ペアそのものの変更によって知識の
	拡散が進む

P.17 テストファースト
	最初に、テストを失敗させる
		テストケースがプログラムを先導する
	回帰テストが容易なのでリファクタリングが容易

	共同所有
		得られたコードは、どれも共有される
			専門家は排除しないが、専門外の Task が
			割当られることはある
				専門分野をふやす機会が得られる

p.18 継続なインテグレーション

	CVS を使う
		早いもの勝ち
			マージ作業が必要
				チェックインのタイミングを早める
				前のプログラマと相談する

	全ての作業が、できるだけ新しいコードに基いて作成される

p.18 持続可能なペース
	残業は許されない ( リリースの最終週は例外 : 全力疾走 )

p.19 オープンワークスペース
	ペアの作業も結構近くに
		つかずはなれず
			他のペアにトラブルがあれば、周りが気が附く程度の距離

p.19 計画ゲーム

p.20 シンプルに
	短期間の視点
		先のことを考えない
	必要に応じて、D.B. やミドルを用いない
		目の前にあるものだけで実現する

	Q. インフラを選ばないと設計できないのでは ?
		A. 必要ならば入れる

		# SEer の設計は、インフラが入っている
		#	見積もりが必要なので、しょうがない..
		#	商習慣の問題

	Q. 最終段階のコストが判断できない
		A. プロトタイププロジェクトを挙げる

p.20 「あとで必要」になんてならない
	今必要なものだけで..
		# 今必要であることがきちんと証明できなければ入らない

p.20 同じことは二度しない
	重複をみつけたら、直に削除する
		=> テンプレートパターン / 抽象化

p.21 リファクタリング
	# 主に 5 章
	機能を変えずに、構造を変更する作業
		=> コードの劣化を減らす
		変更を行なったら、すぐに test する

	# 何時でも行う ( 30 分おき.. )

Q. 今の仕事で、コードをリファクタリングしたい。テストケースがないんだけど..テストケースを作るべき ?
	A. YES
	でも、テストケースがつくること自身が難しいが..
		テストケースがない作業は、リファクタリングとは呼ばない ( 定義から .. )

	再構築 : テストが作れる状態にする (リファクタリングの前段階)
		レガシィーコードの再利用の本もある

	最初に構造を変えるしかない

Q. テストファースト ( 熱中症になる )
	Q. 熱中症になったことがあるか ?
	A. テストの陰鬱なイメージがなくなる
	A. 最終結果の所でテストするとダメージが大きい / 単体だと解りやすい
		「完成」の楽しみを前倒しに..
	テストケースを要求する
		顧客側が最初に要求してくれると嬉しい
	# Jtest の良いところは、テストできる所が視覚的に把握できる

	# 皆が熱中症になっていることは良く解った..

p.21 メタファー

	メタファーは実際的でない ? ( はずすという人も多い.. )
		でも XP 的には、メタファーは重要
		# ジグゾーパズルの例
		## Bottom up より Top Down ってこと ????
	# Q. イメージの生成に失敗したら ?
	#	イメージを間違えないように打ち合わせを ??

Q. 本当に、「しょくぱん」なんてクラスを作るの ?
	A. そうらしい

	## メタファーの説明自身がメタファーなんで..

P.25 (プランニング) 計画ゲーム

	XP ではプランニングに関して詳細化している

	顧客 : ユーザストーリィ
		最初に集める必要だが、途中から追加してもよい

	設計者 : ユーザストーリィに対して、見積もりを行う
		Point 単位 ( 相対評価 )

	ユーザストーリィの粒度が問題
		大きいと、大きく見積ってしまう
		小さいと、小きく見積ってしまう

	実際の見積もりには、「Point × 速度」の形の絶対的な評価が必要
		その単位で、ストーリィの粒度を决める必要がある

	Point の見積もりは、相対的なので、最初に行える
	速度の見積もりは、プロジェクトが進むに連れて正確になる
		速度を知るために、プロトタイプを行う ( スパイク )

	Q. スパイクの訳語は .. ?
	A. 意訳すれば、「最初の一歩」とか「橋頭堡」かな ?????

p.28 イテレーションプランニング
	# スケジュールは、Top Down だが、「波頭」がある
	イテレーションが始まったらストーリィは変えない
	イテレーションは、期間を决めて動かさない
	「速度」は直前の実働結果を利用する
		「速度」は、状況に応じて変化するものと考えてよい

p.28 タスク
	# Q. タスク分割は ?
	自分で仕事を選んでゆく
		マネージの仕組が背景にある
		全体の状況をチーム全体が把握する
		自分の能力の把握も可能

		# 調整も行う

	Q. 本当にできるの ?

p.28 中間地点
	再度、進行状況を把握し、再スケジュール
		Point は、タスク単位ではなく、ストーリィ単位 !!

	顧客は、「動く物」が得られる
	顧客は、「望む順」に得られる

	# XP の利点は、出資者が、作業の流れをコントロールできること

	Q. プロジェクトは何時終るの ?
		A. お金の切れ目が..

	all or nothing は悲しい...
		部分的に入手できると..

	早めに判った方がよい
		重要なものが先 ? 難しいものが先 ?

	見積もり ? ( 性善説 ? )
		チームのメンバがバッファをとってしまうと..
		# 顧客が前にいると、サボれない
		## 缶詰になるので、8 時間しかできない
-- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< ---- 8< --

--
栗野 俊一 <kurino@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>